幼稚園中退、小学校不登校から始める中学受験日記

中学受験日記|発達障害と診断された子供を持つ親が悩みながら共に成長を目指す記録(夫婦当番制で記載)。同じ境遇にある家庭と共に歩む記録。

子供の素朴な疑問に答える「こども哲学」

   

 

哲学というと難しいイメージがあります。

存在とか人間とは何かなど、答えが出ないようなことを延々と考えているような印象を受けます。

 

一方で、子供も哲学者のような難しい質問を親にしてきます。

「死んだらどうなっちゃうの」

「良いことと悪いことって誰が決めているの」

「なんで戦争をするの」

 

テキトーなことを答えるのは簡単です。

でも、この子供の素朴な疑問って結構鋭いのでは、とも思うのです。

先入観の無い子供から発生した疑問って、物事の本質を捉えていることが多いのではないでしょうか。

 

だったら、感性が豊かなうちにいろんなことを考えてみようと。

そこでこども哲学(マンガ)を一緒に読んでいます。

 

 

こども哲学シリーズ

「人生ってなに?」「よいこととわるいことってなに?」「自由ってなに?」など7冊シリーズのマンガです。

 

 

作者は、本の最初に質問をする意義・考えることの意義について次のように言っています。

何か質問はありますか?
なぜ質問をするのでしょう?

こどもたちのあたまの中は、いつも疑問でいっぱいです。

何をみても何をきいても、つぎつぎ疑問がわいてきます。とても大事な疑問もあります。

そんな疑問をなげかけられたとき、わたしたちはどうすればいいのでしょう?

親として、それにこたえるべきでしょうか?

でもなぜ、わたしたちおとなが、こどもにかわって答えをだすのでしょう?

 

おとなの答えなどいらない、というわけではありません。

こどもが答えをさがす道のりで、おとなの意見が道しるべとなることもあるでしょう。

けれど、自分のあたまで考えることも必要です。

答えを追いかけ、自分の力であらたな道をひらいていくうちに、

こどもたちは、自分のことを自分で決める判断力と責任感とを身につけてゆくのです。

 

こども哲学 朝日出版社 オスカー・ブルニフィエ 日本版監修:重松清  

 

 

各テーマは16ページほどで完結。

考える題材を与え、最後に「この問いについて、考えることはつまり・・・」と作者の見解を記載しています。

例として「よいこととわるいことってなに?」の項目から抜粋します。

どんなときでもおやのいうことはきかなきゃだめ?

 

うん。じゃないと、しかられちゃう。

そうだね、でも・・・

こわいから、言うこときくの?

しからずに、やさしく教えてくれたら、言うこときく?

どうしてしかられてるのか、いつも、ちゃんとなっとくできてる?

しかられるのって、そんなにこわい?

 

きく。おとうさんとおかあさんのほうが、いろんなことしってるから。

そうだね、でも・・・

きみは知っているのに、親は知らないことだって、あるでしょ?

親だって、まちがえること、あるかもよ?

もし、先生が親と反対のこと言ったら、きみはどうする?

もの知り博士がいたら、そのひとの言うこと、なんでもきくの?

 

(中略)

 

親の言うことは聞かなきゃいけない。

これはむかしから決まっていることだ。

なぜって親はおとなだし、こどもが何かしたときに責任をとるのは親だから。

 

君だって、親のことを信頼してるだろう。だいすきだし、尊敬してるはずだ。

でも、だからって、親の言いなりになったり、顔色をうかがったり、そんな必要あるだろうか?

・・・

 

こども哲学 よいこととわるいことって、なに? から抜粋

 

 

子供が抱いた素朴な疑問は、答えが出ないとても難しい問題かもしれません。

ですが、自分であーでもない、こーでもないと考えることで、考える力が身につくのではないでしょうか。

考える力は、学校の勉強、受験でも活用できると考えます。

 

こどもと考える力を鍛えていきたいと思います。

 

本日も、最後までお読みいただきありがとうございました。

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