幼稚園中退、小学校不登校から始める中学受験日記

中学受験日記|発達障害と診断された子供を持つ親が悩みながら共に成長を目指す記録(夫婦当番制で記載)。同じ境遇にある家庭と共に歩む記録。

小学校の都合によって通級・療育が開始されることもある(発達障害者支援センター医師との面談2)

   

前回の話の続きです。
一通り現状をわたしから話した後、先生から「やっぱり公立の小学校が向いてなかったでしょ」と言われたところからです。
【前回記事:ね、やっぱり公立の小学校は向いてなかったでしょ(発達障害者支援センター医師との面談1)

 

先生は話を続けます。

「前回の診断時にお母さんには伝えた通り、僕はこの子の通級に否定的な判断をしました。彼の状況を見て、必要なものは通級よりももっと他にあると考えていたからです。」

前の診断内容を思い出しながら、メモをとりつつ先生の話を聞いていました。

「お子さんのような人間が公立の普通級・通級に通うという選択肢をとると、義務教育・全体教育の枠組みにはめ込まれて苦痛に感じる事例が多い。ちょうど、昔の僕がそうだったように。この子に限らず、本当は伸ばしてあげた方がよい能力があるにも関わらず、目先の短所にスポットを当てて矯正させられる子供達がいる。僕は小学校から高校の長い間我慢していたけれど、その間失ったものは多いと思っているんです。もちろん療育によって得たものはありますがね。」

先生は、前回の診断結果を確認した上で、現状を踏まえて意見を言います。

「結局、この子の場合には小学校の都合で通級を促した側面もある。小学校は、自分達で対応できないと判断した子供を通級に行かせることがあります。手のかかる面倒くさい子供を手元から切り離したいがために、保護者を誘導するケースがあるということです。」

「問題は通級にあるのではありません。公立の小学校の対応にあります。通級や療育、適切に行えばもちろん有益なものです。わたしも専門の医師ですから、療育が適切であるお子さんの場合には行いますし、通級も勧めます。でも、学校の都合で対象と運用方法を間違ってしまう、もしくは濫用してしまう場合があるのです。」

今の公立の小学校では、“普通”の枠からはみ出てしまっている生徒にとっては、とても生き辛い環境にあること、大多数の“普通”の人間にはこの現状の理解が難しいことを先生は話してくれました。

 

先生は通級開始後の小学校の対応についても触れました。

「通級で上手くいくケースは、普通級の先生が通級のカリキュラムを理解し、寄り添うような形で進む場合です。でも、今回はそうではなかった。通級を開始してみて、よりはっきりしました。」

担任の教師から何度も“医師の再診”を勧められて今回受診したこと、“早く状況を改善させないと厳しい”など言われていることを先生に伝えました。

先生は「全く素人の考えだ」と。

教師の発達障害に対しての認識相違が、問題をこじらせていること等を説明してくれました。

 

先生からいただいたアドバイスは以下のようなものです。

「医師であるだけで無く、発達障害の先輩として僕はお母さんに伝えたい。息子さんに一番必要なのは、彼自身にとって適した環境です。」

 

続きます

 

 

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