やっぱり公立の小学校に向いてなかったでしょ?(発達障害者支援センター医師との面談1)
地方公共団体が運営をしている発達障害者支援センターで医師との面談をしてきました。
センターで医師の診断を受けるのが今回で2回目です。
最初に面談を受けた時に、自閉症スペクトラム(アスペルガー症候群)と診断を受けました。
最近普通級の担任と、話がかみ合わないことも増えてきました。
【関連記事:やり場のない虚しさ。多分先生から指導を受けても子供は急には変われない】
そのような中、普通級+通級の体制でよいのか、今後の適切な環境を相談すべく発達障害者支援センターに行ってきました。
診察室に息子と2人で入室しました。
中にいた医師は、最初に診て頂いた先生と同じ方でした。
ご自身も自閉症スペクトラムで、初回の診断時には息子の気持ちをよく汲み取ってアドバイスをしていただきました。
診察室は、子供が遊べるおもちゃがいっぱい置いてあります。
子供は早速玩具で遊び始めました。
先生は保育士のような服装です。
保育所のような優しい雰囲気の部屋で、面談が始まりました。
ね、だから言ったでしょ?公立の小学校・通級が合わないって
始めに、わたしから現状について医師に伝えました。
最近の学校・担任の教師とのやり取り、気になっている点についてです。
簡単にまとめると以下のようなことを伝えました。
担任の教師から言われていること
・「落ち着きが無い」「片付けができない」、「他の生徒と同じことをしてほしい。」
・「今は周りの子供達も幼いからいいけれど、このままだと学年が上がった時にはきつくなる」
・(授業態度等で小学校に迷惑をかけないように、フリースクールや自宅学習等も検討していることを伝えると)「学校には登校して欲しい」と担任の教師。でも、「他の生徒と同じことをしっかりやって欲しい」というような事はいつも言われる。
・「コミュニケーションや社会性の面では問題が見られる一方、勉強面では優れている。公立のカリキュラムでは対応できないと考えている。個別に個性に合った教育ができる私立小学校への転校も選択肢。」と転校もすすめられていること。
夫婦で考えていること
・担任の教師からは、“他の子供達と同じレベルのこと”を子供にやって欲しいと言われる。けれども、そもそも子供は発達障害なので、すぐには他の子供と同じことはできないと考えている。
・教師とのやり取りを受けて、普通級+通級の体制が本当に子供に合っているのか疑問に感じてきている。
・公立小学校の教育方法に適応できず学校に迷惑をかけるようであれば、フリースクール等公立小学校以外の学びの場を探す必要があるのではないかと考えている。
カルテに会話内容を書き込みながらわたしの話を聞く先生。
わたしの状況説明が終わると、先生は顔を上げこう言いました。
「ね、やっぱり公立の小学校は合わなかったでしょ?」
続きの記事:小学校の都合によって通級・療育が開始されることもある
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