幼稚園中退、小学校不登校から始める中学受験日記

中学受験日記|発達障害と診断された子供を持つ親が悩みながら共に成長を目指す記録(夫婦当番制で記載)。同じ境遇にある家庭と共に歩む記録。

対人恐怖症の同僚からの相談で考える、人材の適材適所‏の必要性

   

わたしが働いているNPO法人の同僚スタッフNさんから相談を受けました。

Nさんの相談内容
「人前で上手く立ち振る舞いができない。仕事で他のメンバーに迷惑をかけているのではないか。」

NPOの運営目的は、子育てママ達を支援する事。

活動内容は以下のようなものです。

・子育てママサークルの運営支援
・ママ交流会の企画・運営
・不定期な子育てイベントの開催 etc

 

 

子育てNPOで働くNさんの悩み

Nさんは、ママ交流会で司会をした時に上手く仕切る事ができなかった事に悩んでいました。

ママ交流会は近くの公民館などで定期的に開かれるイベントです。

事前に参加を募ったママと赤ちゃんが集まり、お話しやゲームなどをして交流する企画です。

 

Nさんが失敗したと言っていたのは、子育てママ達が悩み等を雑談形式で話し合うコーナーでのこと。

このコーナーの目的は、子育てママ達に日頃の悩みをお互いに話してもらい、ストレス解消をしてもらうことです。

 

彼女は、司会として上手く話を振る事ができず、その場が全く盛り上がらなかったそうです。

盛り上がっていないと自分で気付くと、慌てて頭の中が真っ白になってしまい、場が白けてしまったのだと。

 

Nさんは、人前で話す事が苦手であることを自覚しています。

また、NPO活動でスタッフとしての役割が果たす事ができずに、みんなに迷惑をかけていると悩んでいました。

 

わたしはNさんに以下のような事を話しました。

・仕事は人前で話す事だけでは無い事。
・メンバーは誰もNさんの事を迷惑だと考えていない事。
・無理に働く事は無い。できる範囲でできることに取り組んでみてはどうか。

 

確かに、Nさんは人前で話をするのが苦手であるように見受けられます。

恐らく、頑張ろうと思う気持ちが強すぎて緊張してしまうのだと思います。

 

一方、Nさんは打ち合わせの時はきっちりメモを取り、事務的な作業の正確さは他の誰よりも優れています。

そんなNさんの人柄と仕事に対しての姿勢をメンバーは知っているので、誰もNさんがいることが迷惑だなんて思っていません。

ですので、Nさんの特長を生かせる職務を中心に行ってみてはどうかと提案しました。

 

加えて、Nさんと同じようなわたしの過去の失敗についても話をしました。

NPO活動を始めて間も無い頃、子育てママのサークル活動を支援していたところ、活動終了後、あるママに「つまらない」とメールで苦情を受けたことについてです。

その時は凹んで泣いた事。NPOをやめようと思った事。でも、やっぱり子育てママの支援活動がしたいと思ったから、自分の至らなさを反省して、試行錯誤を続けながら今も仕事をしている事。

わたしの過去の話を聞いていたNさんは「そんなことがあったら耐えられない。辛いよね。」と泣いていました。

一通りわたしの経験も話して、最後に「無理に苦手な事をせずに、Nさんのやりたい事をやってみてはどうか」と伝えました。

 

 

職場の問題点

Nさんの悩みは、現在のNPO組織のスタッフの働き方にも問題があると考えています。

というのは、メンバー全員が等しく人前で話す仕事も裏方の準備仕事も行うという役割になっているからです。

 

メンバーによっては、Nさんのように人前に話すのが苦手な方もいます。

ある方は、PCが苦手で広告・文章作成ができません。

でも、スタッフは可能な限り全ての業務に平等に入る事が求められます。

給料については、業務ごとに手当ての金額が決められています。

サークル活動やママ交流会のスタッフとして人前で話す仕事が一番手当の金額が多くなっています。

ですから、人前で話す事が上手くできないNさんは、仕事が満足にできないにも関わらずお給料をもらっていると意識し、罪悪感を感じてしまったのでしょう。

 

確かに”子育て支援”を目的とする団体ですので、サークルや交流会の運営がメインの仕事であり比重が高くなるのは事実です。

でも、準備や会計など裏方の仕事がなければサークル・交流会を運営する事はできません。

無理に社会主義的な平等を持ち込まず、各人の個性にあった人材配置や手当の体系を検討すべきだと考えます。

Nさんの話を受けて、NPOの代表とメンバーで一度きちんと運営方法を話し合おうと思います。

 

 

まとめ

大人であっても、子供であっても自分に合わない事を我慢して続けるのは苦痛です。

もちろん各個人の努力は必要。

でも、我慢を強いる組織自体が問題となっているケースも多いのではないかと考えます。

職場も学校も、もっと一人一人に優しい場所になって欲しいと願います。

 

 

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