学校に行かないほうがみんな幸せになれる?の続き。先生と面談してきた。
先日、連絡帳で”うちの息子がクラスの子を蹴ってしまった”と先生から連絡がありました。
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通級指導教室が終わった後、小学校に寄り、その件について担任の先生と話してきました。
先生からの状況説明
息子に蹴られた同級生が保護者に相談し、心配になった保護者の方が今回の事を連絡帳に記載したことで、状況がわかったそうです。
先生の話しでは、今回の”息子が蹴った”という事自体は大きな問題ではなかったと。
強く蹴ったというわけではなく、ちょっと足が出てしまった感じとの事でした。
元々先方のお子さんがうちの息子の事を嫌っていた事が、今回の相談につながったようです。
前々から息子の事が受け入れられなかったところに、今回の”蹴られた事件”が起き、保護者の方経由で先生に相談となりました。
とても几帳面なお子さんで、うちの息子の予見できない行動や、だらしないところが許せなかったみたいです。
わかります。しっかりしている子供だと、息子のことをうざいと感じるだろうなと思います。
先生から保護者の方にご連絡をして状況確認・説明をしていただいたところ、お子さんは特に学校に行きたくないと言っているわけでも無く、保護者の方も納得いただいたということです。
わたしの方から先方のご自宅への連絡は不要と。
相手のお子さんと、保護者の方の様子が心配だったので、少し安心しました。
先生の話の続き 近頃の学校での様子
息子は、周囲を片付ける事がまだできていないようです。
また、鉛筆や消しゴム等を噛む癖があると。
「障害児は、何でも口に物を入れて刺激を得て、物事を考える傾向があるのよね。」
先生からのこのコメントに少し凹みました。
親の立場からすると、療育次第で症状が良くなると信じています。
でも、先生からはただの見込みの無い障害児と見られているように、わたしは感じてしまいました。
これからの方針について考えや希望を伝える
先生の話を一通り聞いた後で、家族で話し合った事を先生に伝えました。
先生に伝えた意向
・先生や同級生に、出来る限り迷惑をかけない形で学校に通えるよう努力していきたいこと。
・それでも息子が学校に馴染めないようであったら、子供にあった居場所を探したいと思っていること。
・去年、校長先生にも同じ趣旨の話をして、理解はいただいていること。
・どのような形になったとしても、学校とはできる限り良好な関係を維持していきたいこと。
先生は方針について理解を示してくれました。加えて、「でもゆっくんは、クラスのみんなに受け入れられていますよ。」と言ってくれました。
真面目な子や几帳面な子の中には、なかなか受け入れることができない子供がいるのは事実だけれど、ちょっと変わった面白い子として見てくれる同級生が多いと言うことです。
確かにその日、息子がまだクラスに受け入れられているのかなと思う出来事がありました。
先生と面談する為に2年生の教室前まで行った時の同級生の反応です。
息子とクラスの前に着いた時、「あっ、ゆっくんとママだ!」と10人くらい生徒が教室から飛び出してきたのです。
中には息子に抱きついてくれる同級生もいました。
「ゆっくんママ、先生が話があるんだって。先生がいる職員室までボク達が案内するよ」
そうして子供達総勢10名以上に案内され、職員室まで行きました。
その時、子供達にまだ息子が受け入れられているのが確認できたみたいで嬉しくて涙が出てきてしまいました。
まとめ
先生との面談が終わった後、なんとなくそのまま家に帰る気持ちになれず、書店によって発達障害関連本を買い、レンタルビデオ店でDVDを借りて帰ってきました。
息子が同級生を蹴った件は、幸いにも大事にならずに済みました。
でも、根本的な問題解決にはなっていません。
子供の学校の適応状況をみながら、教育方法を考えていきたいと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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