幼稚園中退、小学校不登校から始める中学受験日記

中学受験日記|発達障害と診断された子供を持つ親が悩みながら共に成長を目指す記録(夫婦当番制で記載)。同じ境遇にある家庭と共に歩む記録。

子供の長所を伸ばす? 短所を直す? 優先順位はどっち

   

以前から早く数学の分野を学びたいと言っていた息子。

先取り学習の弊害・デメリットを理解して、算数の勉強を続けるのかどうか考えてきました。
【過去記事:先取り学習は良くない?反対意見を3つのポイントにまとめてみた

結果として、算数はこのまま本人の気が済むまで先に進める方針としました。

発達に凸凹がある息子だから、好きなところは伸ばしてあげた方が本人にとってよいのではないかと考えたからです。

 

 

算数でxとyが出てきて嬉しい

算数の勉強でxとyがでてくる式の単元に辿り着きました。

すると、息子はテキストを持って興奮。

「やった、数学の分野まで来たよ。ボクすごく嬉しい!」

テキストを小脇に抱えて部屋中を走り回っています。

 

まだ算数の範囲です。

でも本人からすると、参考書や雑誌などで眺めていた「なんだか難しいけれどカッコイイ数学」の勉強が出来そうということで嬉しかったのだと思います。

寝言まで算数のことを言っていました。

 

その日の日記
息子の日記

日記全文(一部ひらがなを漢字に変換、誤字修正)

今日の午後に勉強をしました。
勉強していた途中、僕の大好きな文字式に出会いました。嬉しくて、嬉しくてたまらない気持ちです。
なぜならば文字式は僕の得意なところだったからです。
xとかyとかzとかaとか犯人捜しのように答えを見つけ出す、それが文字式のいいところです。
それと同時に悪いところもあります。ややこしくてたまにこんがらがっちゃうこともあります。

 

 

 

得意な事を伸ばしてあげるほうがいいか、不得意な事を補ってあげるか

他人の目から見たらつまらない事であっても、本人にとってはすごく面白いものってあると思います。

それが人によっては、スポーツだったり、料理だったり、趣味だったり。

息子を見ていると、先入観をもって「これは勉強だから」とか「遊びだから」と決めつけるのはよくないのではないかと感じます。

 

得意な事を伸ばしてあげるのと、不得意な事を普通にできるようにする、どちらを優先すべきでしょうか。

 

わたしは、得意な事を伸ばしてあげる事を優先してあげた方がよいのではないかと考えます。

というのは、得意な事がよりできるようになると生きていく自信になると思うからです。

 

特に発達障害の子供たちは、普通に生きていくのにも、大変な息苦しさやストレスを感じるでしょう。

人よりも怒られる機会も増えやすく、ともすれば二次障害になってしまうかもしれません。

その様な中、自分の得意な事や好きな事があれば自己肯定でき、生きていく自信につながると考えます。

もちろん、不得意な事を直していく努力は必要。

適切な教育を受けた方が望ましいです。

でも、どちらを優先するかを考えると「得意な事」だとわたしは思います。

 

得意な事と不得意な事どちらを優先するかを考える時に、『サヴァン症候群の少女ナディアの話』を思い出します。

ご存じの方もいらっしゃると思います。

幼くして天才画家の様な絵を描いたナディア。

一方で、彼女は言葉がうまく話せない自閉症と診断を受けていました。

自閉症の子供向けの学校で、言葉を教え込んでいったところ喋れるようになってきたが、反対に天才的な絵の才能は消えていってしまったという話。

同じサヴァン症候群を扱った映画としては、ダスティン・ホフマン、トム・クルーズ主演の『レインマン』がありますよね。

 

半ば強制的に苦手な事を教えて社会に順応させた方がよいのか、それとも不自由な事はあるけれど得意な事を伸ばした方がよいのか。

子供によって違いますし、考え方にもよるので正解は無いと思います。

 

息子には、ナディアのような才能は無いです。

でも、たかが算数の問題で小躍りするほど無邪気に喜ぶことができる気持ちを大切にしたいです。

結局は、後悔しない選択肢を選んでいくしかないのかなと思っています。

 

 

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