幼稚園中退、小学校不登校から始める中学受験日記

中学受験日記|発達障害と診断された子供を持つ親が悩みながら共に成長を目指す記録(夫婦当番制で記載)。同じ境遇にある家庭と共に歩む記録。

ある先生からの一言で心が救われたこと

   

人間は、たった一言で人の心を救うことができることを知りました。

先日算数検定を受験した時の話です。

 

 

算数検定で出会った先生

算数検定の受験会場は隣町の個人塾でした。

受験会場に塾を利用するのは、この日がはじめてです。

2階建ての木造戸建ての1階(昔は駄菓子屋?)をリフォームしたこじんまりとした塾です。

パソコンを用いて個人指導を行う講義スタイルらしく、長テーブルの上に等間隔にPCが並んでいます。

もちろん教室は1つだけです。

 

わたしは子供を車で送りに行きながら、受験料を支払うため教室の中に入りました。

もうすでに何人かの塾の生徒が検定受験のため着席しています。

 

中にいた先生は40代くらいの女性の先生。

とても元気で、きびきびしている印象をうけました。

わたしは受験料の支払いをして、一旦塾から退出。

 

小さな塾を先生一人で経営しているからでしょうか。

先生と生徒がとても仲良く話をしていて、とても雰囲気がよい塾でした。

 

 

試験が終わった頃、塾に子供を迎えに行きました。

塾の中には試験が終わった子供達と先生。

ゲーム機で遊んでいたり、友人と話をしている子供達。

そんな塾の生徒の中に、息子の姿を見つけました。

 

先生にお礼を言った後、連れて帰ろうと入口の方へ子供と一緒に歩き出したところ、先生から声をかけられました。

「お母さん、ゆっくんの算数の力を伸ばしてあげてください!」

「あっ、はい。ありがとうございます」

いきなりの声掛けだったので、若干戸惑いながらわたしが返答しました。

 

先生は話を続けます。

「ゆっくんとお話ししてたんですが、とっても算数が好きみたいで。このまま算数が好きで得意だっていう気持ちをいつまでも持続させてあげてください。きっとこの子の将来の自信になると思います。」

塾に通っている生徒ではないのに親身になったアドバイスをしてくれました。

 

その後、先生と色々な話をしました。

先生は元々小学校・中学校の教師をしていたこと。

非行で校内が荒れている中学校に赴任し、逃げずに生徒と向き合ったこと。

15年間の教師生活の後、もっと個々の生徒の勉強を見てあげたいという気持ちで個別指導の塾を開いたこと等。

 

先生はもともと勉強が嫌いだったと。

低学年の時は、毎日先生に怒られていたので学校に行くのが嫌に…。

でも小学校の高学年の時の担任の男性教師によって嫌いな学校・勉強が変わったそうです。

怒るとこわいけれど、休み時間に一緒に遊んでくれる優しい先生。

たくさん褒めてくれて、それが当時問題児だった先生の自信になったそうです。

「教師って他人の人生を変えられる素晴らしい職業だ。わたしも先生になろう」

その男性教師の影響を受けて、先生は教師を目指すことになりました。

 

「小さい頃の子供は特に、色々問題を起こしたりして親や先生に迷惑をかけます。わたしが問題児だったからわかるんです。でも、たった一つでも大人が子供のいいところを褒めてくれたら、子供は変わります。わたしはそんな可能性を持っている子供たちを応援しているんですよ。ゆっくんの子育ても応援しています!」

 

日々、悩みながら子育てをしていることを思い出すと共に、優しい一言をかけてもらった嬉しい気持ちがごちゃまぜになって、涙が出てきてしまいました。

たった一言で、人は人のことを救うことができるんだと言うことを知りました。

わたしもそんな大人になれるように努力していきたいです。

 

 

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