幼稚園中退、小学校不登校から始める中学受験日記

中学受験日記|発達障害と診断された子供を持つ親が悩みながら共に成長を目指す記録(夫婦当番制で記載)。同じ境遇にある家庭と共に歩む記録。

【映画happy】年収が増えても幸福感は得られないという研究結果に。では幸せになるには?

   

「ああ、もっと給料が上がれば生活が楽になるのに。」

「もっとお金があれば、子供の教育に使えるのに。」

わたしも含めて、多くの人がもっとお金があった方がよいと思っています。

 

なぜでしょうか。

それは、お金があれば幸せな生活ができると考えるからです。

欲しいものも買えて、住みたいところにも住め、旅行もできます。

 

でも、これまで生きてきた中で、必ずしもお金や地位と幸福感は比例してきませんでした

昔、毎晩2時、3時まで働いていた時は、幸福感は低かったです。

幸せを感じるって結構難しいと思います。

 

何回かに分けて、わたしが感銘を受けたドキュメンタリー映画「happy-しあわせを探すあなたへ」を題材にして、どうしたらよりハッピーに生きることができるか考えたいと思います。

映画happyを見て知った大切なことを時々忘れそうになるので、ブログに記事としてまとめておく目的もあります。

幸福論というと宗教の話みたいですが、宗教の映画ではありません。

 

 

 

映画「happy-しあわせを探すあなたへ」の概要

映画のホームページから内容の紹介です。

どうしたら私たちは幸せになれるのか?コメディー映画監督(『ナッティ・プロフェッサー』『ブルース・オールマイティ』)で大成功を収めたトム・シャドヤックは、ハリウッドで誰もが羨む暮らしをしているのにさほど幸せではなかったことに気づきます

調べると世界1位の経済大国アメリカの幸福度は23位と低いことに愕然。そこでアカデミー賞ノミネート監督ロコ・ベリッチ(『ジンギス・ブルース』)に人類の幸福の起源を探すことを依頼。そしてベリッチは、日本人プロデューサー清水ハン栄治と共に世界5大陸16か国を巡る4年間のロケを敢行

幸福度の研究における世界的リーダーであるエド・ディーナー博士や心理学・精神医学者リチャード・デビッドソン博士など、心理学や脳医学の世界的権威たちと幸福度を高める鍵を読み解いていきます

数々の国際映画賞を受賞し、全米の著名メディアで話題となっている映画『happy – しあわせを探すあなたへ』をあなたもぜひご覧ください。

happy-しあわせを探すあなたへ  ホームページより引用

上映は2012年です。上映は終わっています。

本映画のプロデューサー清水ハン栄治氏は、NHKの白熱教室で「幸福学」のプロデューサー兼ナビゲーターも務めました。

 

アメリカでは、1981年から幸福学が学術的に研究されてきたそうです。

今では、ハーバード大学でも人気の講義に

映画では、幸福学の研究結果をアメリカの心理学や脳医学の学者が紹介するとともに、世界で生きる様々な人々にインタビューをして、どう生きれば幸せかを考えています。

興味を持たれた方がいましたら、TSUTAYAやゲオなどDVDレンタルでご覧ください。

きっと、幸せについての考え方が変わると思います。

映画のホームページにあったバナーリンクです(映画ホームページへリンク)。

映画『happy - しあわせを探すあなたへ』

 

 

 

映画happyを見た当時のわたしの状況

わたしは渋谷のuplinkという小さな映画館で見ました。

ちょうど子供が幼稚園をやめるか、やめないかで悩んでいた時でした。

また、仕事もきつい時期で神経衰弱ぎみ。

睡眠不足だったのでつまらなかったら寝てしまおうと思いながら、映画のタイトルをみて内容もよく確かめないまま映画館に行きました。

仕事もサボりました。

 

映画を見始めたら、全く眠くなりませんでした。

世界各地で色々な生活をしている人々と自分の生活を比べたり、心理学の研究結果に驚いたり。

わたしの生き方にも、影響を与えた映画です。

 

以下、内容を紹介していきます。

 

 

 

「快楽の踏車」に陥る現代人

映画の中でノックス大学心理学教授ティム・キャサー博士はいいます。

「有能な人間になるには金を稼ぐことだと、世間から教えられる」と。

 

過去50年でアメリカ人の年収は2倍に増えました。

しかし、幸福度はあまり変わっていないと研究結果に。

毎日食べるものに困らなくなり、住む場所が確保できるようになるまでは幸福感は向上するとのこと。

しかしながら、それよりも多くのお金を得てもさほど幸福感を生まない事が研究結果でわかったことです。

 

エモリー大学の精神医学教授、グレゴリー・バンスは現代人が陥りやすい「快楽の踏車」について説明をします。

快楽の踏車とは、どんなに富や物を手に入れても、その状態に慣れてしまい、より多くの物を求めてしまう状態の事を言うそうです。

 

年収が増えたとしても、その状態に慣れてしまいます。

また、給料に応じた生活をしてしまいがちに。

結果、もっといい暮らしを求めてお金を求めてしまうのかもしれません。

 

ちょうど、ハツカネズミが回し車の中で走り続けるような感じに近いでしょうか。

 

年収が増えても幸福感が頭打ちになるという研究結果は、他にも発表されています。

お金で「幸せ」を買うことは可能――ただし年収630万円程度までの人なら。このような研究結果が今週、米科学アカデミー紀要(Proceedings of the National Academy of Sciences、PNAS)に発表された。
 2002年ノーベル経済学賞受賞者の米プリンストン大学(Princeton University)のダニエル・カーネマン(Daniel Kahneman)教授と、同僚のアンガス・ディートン(Angus Deaton)教授は、米世論調査企業ギャラップ(Gallup)が2008~09年に実施した米国民の健康と福祉に関する調査「Gallup-Healthways Well-Being Index」の回答45万人分を分析した。

 すると、人びとの「人生の評価」と「心の幸福感」は、年収7万5000ドル(約630万円)あたりまでは、収入に比例して増大していた。これは、2008年の米国の一世帯あたり平均年収(7万1500ドル)をやや上回る額だ。

 ところが、収入の増加がもたらす幸福感は「年収7万5000ドル前後で満たされる」ことがわかったという。

AFP通信2010/9/10 より引用

※この記事が発表された時は為替が円高だったようで、7万5,000ドルが約630万円と表記されています。

 

アメリカのベンチャー企業の経営者でこの研究結果を知り、従業員の最低年収を最大7万ドルへと引き上げることを発表した方がいます。

決済サービス会社のグラビティ・ペイメンツのCEOダン・プライス氏です。

彼は、2015年4月に全従業員の最低年収を7万ドルに引き上げることを発表しました。

それまでの同社の平均年収は4万8,000ドルです。

 

引き上げた給料分の費用は、ダン・プライス氏の給料大幅ダウン(100万ドル→7万ドル)と会社の利益からまかなうとのこと。

ダン・プライス氏は大幅報酬ダウンになった訳ですが、ライフスタイルは変わらないと言います。

経営者と労働者の賃金格差が問題になっているアメリカで、この発表は大きく報道されました

 

 

 

まとめ

この内容を映画で見た時、ちょっと落胆しました。

自分がこれまで追い求めていたものは、間違っているかもしれない事に気付いたからです。

 

お金を求めて働いていると、幸せになれない。

簡単なようでなかなか考え方を変えるのは難しいです。

 

次回、映画happyでインタビューを受けていた女性のお話しです。トラックで頭を轢かれ顔も人生も滅茶苦茶になってしまった元モデルの方についてです。

 

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

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