幼稚園中退、小学校不登校から始める中学受験日記

中学受験日記|発達障害と診断された子供を持つ親が悩みながら共に成長を目指す記録(夫婦当番制で記載)。同じ境遇にある家庭と共に歩む記録。

子供の吃音・どもりをどう考える? うちの子の場合。

   

子供に吃音の症状があります。

言葉を話し始めた時から、今に至るまで続いています。

 

これまでの吃音の症状をみていると、その時々で症状が良くなったり・悪くなったりします。

話し始めの時に「お、お、お、おかあさん」と同じ音を連呼したり、「おーーー、おかあさん」と最初の音を伸ばしたりするのが主な症状です。

特に、一生懸命話すときに吃音がひどくなります。

これまで我が家で行った対応は、「落ち着いて話してごらん」とアドバイスすることぐらいです。

 

本人もあまり気にしていないため、吃音・どもりの症状に対して積極的な治療を考えたことはありませんでした。

しかし、成長が進んでも症状が改善しないため、吃音の原因を調べました。

 

 

実はよくわかっていない吃音・どもりの原因

吃音の原因についてはどのようなものがあるのでしょうか。

一般的に20世紀になって研究された吃音の原因論は、次の三つに大別できる。
素因論(本人の身体や遺伝的要因)
神経症説(本人の心理的不安や葛藤、自我の強さ)
学習説(周囲から与えられた刺激に対する反応として身につくもの)

しかし、近年、吃音の原因は、吃音者ひとりひとり違っており、一つの原因説ですべての吃音者の原因を説明することはできないと考えられるようになった。

吃音にはいくつかの原因があり、それらが重なり合っていると考えるようになったのである。

実際に臨床的に吃音者と接し、何らかの原因説をあてはめてみると、少なくともその人の吃音に関しては説明できることがあり、定説はないとはいえ、吃音研究者らが考えた原因説を知っておくことは意味のないことではないだろう。

日本吃音臨床研究会 より引用

色々な原因がこれまで考えられてきたけれど、個々人で吃音・どもりの原因が異なっているということでした。

結局、個人で吃音の原因が異なるということでは、問題は解決しません。

 

吃音・どもりの症状が重い方の中には、精神的に病んでしまう人もいて、中には命を絶ってしまう方もいると。

社会的に治療を必要としている方がいるのにも関わらず、決まった治療法が確立されていない事が、この問題を深刻にしている原因だと思いました。

個々人で吃音・どもりの原因が異なっているのであれば、巷で普及している「吃音・どもり講座の類」は、効果が薄い、もしくは治らず一層悩んでしまうことになるのではないでしょうか。

 

結局、ネットや本で調べても息子の吃音の原因は何なのかわかりませんでした。

しかし、最近その原因の糸口がわかりました。

 

 

発達検査WISC-Ⅳの検査結果に記載された吃音の原因(可能性)

以前の記事で、発達検査WISC-Ⅳを受けたことについて記載しました。

結果報告書に吃音・どもりについての記載がありました。

はじめにどもりの要因は分りかねるとしながらも、検査結果や検査時の様子から考えられる2つの可能性が示されていました。

 

1.言語理解指標と処理速度指標のかい離
言語理解指標と処理速度指標の数値にかい離(言語理解指標は高く、処理速度指標は低い)があり、理解に動作や言葉が追い付いていないことが考えられると。その結果”どもり”の症状が発生する可能性があること。

2.心理面
不安やストレスも”どもり”の原因として考えられること。検査場面では、正解をしきりに気にしていた様子から、間違うことへの不安が考えられた。

 

どもりの原因として、発達障害が関係していることが示されました。

吃音の原因は複数要因が重なり合っているとのことでしたので、発達障害は吃音の原因の一つの可能性といえます。

しかしながら、原因かもしれないとわかっただけでも一歩前進です。

 

 

まとめ

吃音・どもりはなかなか治らないため、本人がストレスを感じたり、悩んだりすることもあると思います。

いじめの原因にもなり得ます。

うちの息子に限って言えば、発達障害が関係しているかもしれないということがわかりました。

 

WISC-Ⅳの結果報告書に示された可能性のうち、

「1.言語理解指標と処理速度指標のかい離」については、今のところ家でできる対策は無いです。

「2.不安やストレス」については、家族でフォローしてあげることはできそうです。

できることから試してみます。

 

でも、無理に治そうとするのではなく、吃音・どもりを受け入れるという気持ちも必要かもしれません。

吃音も個性として認めて、本人が悩むことが無いようにサポートしていきたいと、今は思っています。

 

 

本日も、最後までお読みいただきありがとうございました。

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