幼稚園中退、小学校不登校から始める中学受験日記

中学受験日記|発達障害と診断された子供を持つ親が悩みながら共に成長を目指す記録(夫婦当番制で記載)。同じ境遇にある家庭と共に歩む記録。

フリースクールやホームスクールへの理解・義務教育化までの道のり遠い?

   

超党派の議員連盟(フリースクール等議員連盟)が、フリースクールやホームスクールを義務教育として容認する内容の法律を議員立法で制定を目指しています。

ですが、なかなか進んでいないようです。

不登校の子どもや、夜間中学に通いたい人の就学機会を確保する法案の成立を目指す超党派の議員連盟は、不登校の子が通うフリースクールや家庭での学習を義務教育の一つの形態として位置付ける規定を見送る方針を決めた実現すれば義務教育の場を学校に限定していた戦後教育の大転換になると注目されたが、「不登校を助長することになる」などの慎重論が上回った

 議連が昨年の国会提出を目指した法案では、保護者がフリースクールや自宅での学習内容や方法を「個別学習計画」にまとめ、これが市町村教委に認定されれば、学校に通わなくても義務教育を修了したと認める条項を盛り込んでいた。だが、「学校による子どもへの支援を充実させるべきだ」「時期尚早だ」などの反対意見が議連内で相次ぎ、合意に至らなかった

毎日新聞 2016年3月14日 より引用

昨年から度々ニュース・報道で見かけますが、進展はあまりみられません。

超党派の議員連盟の議員立法検討状況は、NPO法人フリースクール全国ネットワークで確認することができます。

 

 

法律制定が進まない理由を考える

日本は、教育基本法で義務教育を学校以外で行うことは認められていないとしています。

ホームスクールやフリースクールの容認は、教育システムを変更することになるので、法律制定のハードルは高いのでしょう。

 

ただ、理由はそれだけではないと思います。

報道等を見る限り、議員連盟(フリースクール等議員連盟)の議員間でも考え方にかなりの隔たりがあると感じています。

フリースクールと義務教育との関係・連携、運用の仕方など考え方のベクトルがあっていないです。

 

また、気になるのは、学校に通わなくとも義務教育を修了したと認める条項を法案に盛り込むことに対しての「学校による支援を充実させるべきだ」という反論。

これまでも、学校教育ありきの考え方は検討過程でたびたび見られました。

 

フリースクール全国ネットワーク・多様な学び保障法を実現する会が合同で、3月9日に衆議院議員会館で記者会見を開いています。

その記者会見に臨んだメンバーの一人である早稲田大学喜多教授のコメントを紹介します。

教育法的にいうと、憲法26条で子どもたちには「普通教育を受ける権利がある」ということになっています、保護者に「受けさせる義務がある」という書き方ですが、それを担保する仕組みが学校教育法しかなかったということが日本の教育法制の欠陥だったとわたしは思っています、不備といった方が良いかもしれません。

つまり、欧米では、普通教育を学校以外にも担保する仕組み、家庭も含めて様々な学校教育以外の学びも担保する仕組みがある。

本来は日本にもそういう法制度があって良かったのですが、学校教育だけを担保して70年が経ってしまった。

この70年間の重み、「教育は学校でやるもの」というしみついた意識、これがこの一年間は私が感じてきたことです。

学校以外の学びを子どもたちが求めた時、「学校でなきゃいかん」という日本の社会の意識の強さを感じ、そういう意識だからこそ制度の壁を破らなければ変わらないと感じています。

喜多明人(多様な学び保障法を実現する会共同代表/早稲田大学教授) 2016年3月9日 記者会見より引用

日本では義務教育というと学校しかありません。

 

もちろん、学校が教育システムの中心にあるのは間違いありません。

学校から不登校の生徒へのフォローは必要だと思います。

学校教育の充実も望ましいです。

でも、「どんな場合でも学校が教育の中心にあるべき」というのはちょっと窮屈な考え方ではないでしょうか。

 

この「学校義務教育第一論」の裏には、学校教育離れを危惧する本音が隠されているような気がしてなりません。

学校教育現場の質の低下、学級崩壊の増加などがいわれています。

 

荒れている近くの公立学校に子供を行かせたくない、だから細かい配慮をしてくれる私立学校への進学を希望するご家庭もあると思います。

フリースクール・ホームスクールが全面的に解禁されると、教育の選択肢が増えます。

極端な話、信用できない学校に子供を任せるよりも家でしっかりと面倒をみて、直接東大を目指そうという親も出てくるかもしれません。

 

公教育に対する自信の無さが、フリースクール・ホームスクール容認の障害の一つになっているように感じるのはわたしだけでしょうか。

 

 

まとめ

わたしは、教育の選択肢が多いほうがいいと思っています。

子供が不登校になった時には、本当にどうしようか悩みました。

解決策の一つに、フリースクールがありました。

 

ただ、法律的にフリースクールが義務教育として認められていないという点は、通学を躊躇する理由の一つだったことも事実です。

 

学校に行けない子供に対してのセーフティーネットが進むことで、救われる親子は多いと思います。

一般教育からはみ出てしまう子供への理解が進めばいいなと。

マイノリティの意見かもしれませんが。

 

 

本日も、最後までお読みいただきありがとうございました。

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