幼稚園中退、小学校不登校から始める中学受験日記

中学受験日記|発達障害と診断された子供を持つ親が悩みながら共に成長を目指す記録(夫婦当番制で記載)。同じ境遇にある家庭と共に歩む記録。

町内会入会、班長一年体験から考える地域コミュニティーとの関わり方と課題

   

今の土地に引っ越しをしてきて早3年が経ちました。

全く知らない土地に来て2年目で町内会の班長のお役目を仰せつかりました。

3月いっぱいで1年の班長の任期を終えることができます。

 

今日は、今時の町内会と班長体験から地域コミュニティについて考えてみたいと思います。

 

 

町内会への入会は任意だけれど

引っ越ししてしばらく経った時に、町内会の区長さんが自宅にやってきました。

理由は「町内会に入るかどうか」のヒアリングでした。

 

越してきたばかりで近隣地域の事がわからなかったこともあり、とりあえず町内会に入ることにしました。

それまでは賃貸暮らしであったため、町内会もマンション管理組合とも縁がありませんでした。

なんとなく町内会って面倒臭い感じ?というのが加入前の印象です。

 

そもそも町内会ってどんなことを目的に活動しているのでしょうか。

町内会(ちょうないかい)は、日本の集落又は都市の一部分(町)において、その住民等によって組織される親睦、共通の利益の促進、地域自治のための任意団体・地縁団体とその集会・会合である。また、その管轄地域のことを指す事もある。

Wikipedia 町内会 より引用

 

町内会とは、町又は字の区域その他市町村内の一定の区域に住所を有する者の地縁に基づいて形成された団体を指す。
区域の住民相互の連絡、環境の整備、集会施設の維持管理等、良好な地域社会の維持及び形成に資する地域的な共同活動を行っている。全国で298,700の自治会・町内会等が存在(平成25年4月1日現在の総務省調べ)。

総務省 自治会・町内会とは より引用

地域の住人達が集まって、必要な連絡事項を共有したり暮らしやすくするための活動などをする組織といったところでしょうか。

 

みなさんは町内会に入っていますか?

わたしの地域の町内会の組織は、「区」と「班」に細分化されています。

うちは5区2班に属しています。

地域によっては「組」であったり、「隣組」といった組織があったりするようですね。

 

この町内会、任意とはいいながら加入について無言のプレッシャーがあるように思います。

現に周りのほとんどの家が町内会に加入しています。

なんとなくPTAに近いものを感じました。

 

「町内会に入らなくてもいいけど、入らないと地域のことがわからないよ。町内のお祭りだって参加できないよ。ぼっちだけどいい?(被害妄想)」

と言われているイメージです。

 

そんなこんなで、新しい土地に早く慣れるために町内会加入をしました。

 

 

2年目で班長デビュー

町内会に加入をしてあっという間に最初の1年が経ちました。

新しい土地に住み慣れるのって、結構気力・体力使いますよね。

 

お店の場所や、公民館・図書館の使い方、新しい土地での交友関係等。

子育てと新しい生活環境への順応をしていくうちに2年目に入りました。

 

そんなある日、隣のおばちゃんがうちにやってきてこう言いました。

「あんたのとこ、こんど班長だあ。よろしく頼むね!」

 

ちょっとまって、もう班長って回ってくるんですか?と心の中で叫びました。

そうです、班長は1年ごとの持ち回り。

私が所属する5区2班は合計12戸ほどで構成されています。

ですので、干支と同じように12年で1回当番がまわってくる計算になります。

 

今更拒否をする理由はありません。

引っ越してきたばかりのよそ者ですし、ご近所さんの事を知ることもできる!という前向き思考で引き受けることにしました。

 

 

班長になってはじめてわかった町内会の活動

班長のお仕事はざっと以下のようなものでした。

・町内会の総会に出席
・町内会費の徴収
・回覧板の作成、回覧
・赤い羽根共同募金の徴収
・町内の清掃活動実施
・防災訓練準備・実施
・お祭り等の行事運営

 

班長になるまでに町内会に関わったことは、まわってくる回覧板をななめ読みし、次のお宅までお届けするぐらいでした。

ところが班長になったとたん、回覧板を作成したり、募金を徴収したり、清掃活動を積極的に行ったり、総会で意見を言ったりと、運営側の仲間入りです。

地域の活動は思ったよりも多く開催されていました。

お祭りや盆踊り、主に地域住民が交流することが目的の行事です。

 

 

班長になってよかったこと、大変だったこと

班長になってよかったことは、まわりの家々にわたしたちのことを憶えてもらえたことです。

回覧板をまわしてみたり、地域行事に参加することで、「ああ、あそこに引っ越してきた方だね」と声をかけてもらえるようになりました。

お菓子や野菜のおすそ分けももらえるようになり、地域に溶け込んだと実感できました。

ただ、濃厚なご近所付き合いは夫婦揃って苦手なので、ほどほどにしたいと思っています。

 

大変だったことは、何かと地域行事に駆り出されることです。

月に1~2回の行事があり、その準備などを行うこととなります。

大したこと無いと思われる方も多いかもしれません。

しかし、わたしは人見知りをする性質なので、行事に参加する度にどっと疲れが出てしまいます。

 

 

町内会が抱える3つの課題

班長になって町内会が直面している問題点や課題も見えてきました。

町内会が抱える3つの課題
・高齢化の進行
・加入率の低下
・行事への低い参加率

 

 

・高齢化の進行

わたしが住む町内は高齢化が進行しています。

年に1回開催される総会で、班長になったおばあさんは挙手してこう訴えました。

「わたしはもう年を取ったので、もう班長はやりたくない。だれか他の人にやってもらえないだろうか」

町内会長はじめ区長などに「まあまあ、そんなこと言わずに」となだめられ、結局彼女は引き受けることになりました。

 

総会や行事に出席して思ったのは、高齢な方が多いということ。

子育て世帯は、子育てや仕事に忙しいため参加率は低くなるのは仕方がありません。

ですが、圧倒的にお年寄りの方が多く、運営も大変だなと思いました。

 

 

・加入率の低下

わたしが所属する5区の区長さんは、区内に引っ越しをされてきた方への町内会加入のお願いを行う役割を担っています。

区長さんのお困りは、新転入者の町内会加入率が低いことです。

 

最近、建て売りの戸建て住宅が多く建築されています。

そこに入居をされる方々に区長さんが訪問しても、ほとんど家に誰もいないそうです。

夫婦フルタイムで共稼ぎの家が増えているためかもしれません。

たまに住人に会えたとしても町内会加入を断られることが多いと。

 

 

・行事の低い参加率

行事の町民参加率が低いです。

参加しているみなさんも年配の方が中心となります。

昔ながらの行事(盆踊りやお祭り)や交流会(ゴルフやゲートボール大会)などが多いため、年配の方の参加が多いのは仕方の無いことかもしれません。

比較的参加率が高い年配の方でも、全ての方が参加している訳ではありません。

年をとって、行事に参加すると疲れてしまうため不参加とする方も多いように感じます。

 

 

まとめ

町内会に入って班長を行うことでわかった町内会の活動と地域との連携。

一方で、町内会が直面する問題点も理解しました。

 

もしかしたら、町内会の運営自体が「制度疲労」をおこしているのかもしれません。

SNSでコミュニケーションをとるのが一般的になった現代にも関わらず、わたしたちが加入した町内会は昭和の時代から運営方法が全く変わっていませんでした。

昔は地域のつながりが今よりも強く、コミュニケーション手段も回覧板が一番適していたのでしょう。

でも、今はコミュニケーション手段は多様化し、生活スタイルも変わりました。

 

年配の方へ配慮をしつつ、若い世代にとっても魅力ある組織にしていかないとどんどん町内会は廃れていくでしょう。

では、町内会のような地域コミュニティはもういらないのでしょうか。

 

わたしは、震災などが発生した時には、地域の連携・力が必要になってくると思います。

緊急時だけでなく、通常時も周囲にどのような方が住んでいるのか把握しておくことは、防犯の観点から必要なことだと思います。

 

理想論かもしれませんが現「町内会」の運営方法に捕らわれず、現代の要望に合った運営ができないものかと考えます。

 

そんなこと言うんだったら、オマエが町内会長やれというご意見もあるでしょう。

ごもっともです。でも、町内会長就任は荷が重すぎるので無理です、ヘタレでごめんなさい。

12年後の班長で許してもらいたいというのが本音です。

 

そんな消極的な人間が多いから、町内会はいつまでたっても変われないのかもしれません。

 

本日も、最後までお読みいただきありがとうございました。

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