幼稚園中退、小学校不登校から始める中学受験日記

中学受験日記|発達障害と診断された子供を持つ親が悩みながら共に成長を目指す記録(夫婦当番制で記載)。同じ境遇にある家庭と共に歩む記録。

これからの受験で必要となる「アクティブ・ラーニング」への対応。家庭で取り組めることは?

   

 

アクティブ・ラーニングという言葉をご存じですか?

最近、教育関係のニュースを読んでいると、時々目にするようになりました。

先日の記事(リンク:多様な個性が長所として活かされる教育は~)で紹介した教育再生実行会議でも、検討された項目です。

 

ところで、アクティブ・ラーニングの言葉の定義はどのようなものでしょうか。

アクティブラーニング

教員による一方向的な講義形式の教育とは異なり、学修者の能動的な学修への参加を取り入れ た教授・学習法の総称。学修者が能動的に学修することによって、認知的、倫理的、社会的能力、 教養、知識、経験を含めた汎用的能力の育成を図る。発見学習、問題解決学習、体験学習、調査 学習等が含まれるが、教室内でのグループ・ディスカッション、ディベート、グループ・ワーク 等も有効なアクティブ・ラーニングの方法である。

文部科学省HPより引用

教員が黒板前に立って、一方的に授業を進める従来型の授業では無く、双方向にディスカッション等を行う。

知識だけでなく、考える力や表現する力等総合的な能力を高めることを目指す学習といったところでしょうか。

 

このアクティブ・ラーニングが本格的に学校教育に取り入れられるということです。

次期学習指導要領の改訂の視点は、子供たちが「何を知っているか」だけではなく、「知っていることを使ってどのように社会・世界と関わり,よりよい人生を送るか」ということであり、知識・技能,思考力・判断力・表現力等,学びに向かう力や人間性など情意・態度等に関わるものの全てを、いかに総合的に育んでいくかということである。

学びの量とともに、質や深まりが重要であり、子供たちが「どのように学ぶか」についても光を当てる必要があるとの認識の下、「課題の発見と解決に向けて主体的・協働的に学ぶ学習(いわゆる「アクティブ・ラーニング」)」について検討を重ねてきた。変化を見通せないこれからの時代において、新しい社会の在り方を自ら創造することができる資質能力を子供たちに育むためには、教員自身が,習得・活用・探究といった学習過程全体を見直し、個々の内容事項を指導することによって育まれる思考力、判断力、表現力等を自覚的に認識しながら、子供たちの変化等を踏まえつつ自ら指導方法等を不断に見直し、改善していくことが求められている。

文部科学省 中央教育審議会答申 これからの学校教育を担う教員の資質能力の向上について(平成27年12月21日)

教育の在り方を議論する中央教育審議会がとりまとめた答申です。

次期学習指導要領改定のポイントは「知識の習得」にとどまらず、「知識を活用して、よりよい人生を送るか」にあるとしています。

知識を活用するためには、思考力や判断力、表現力等総合能力を育んでいく必要があるということでしょう。

上記答申(平成27年12月21日)では合計34回も「アクティブ・ラーニング」の言葉が表記されています。

そのことからもアクティブ・ラーニング重視の姿勢が見てとれるのではないでしょうか。

 

「大学入試センター試験」が廃止されるなど知識偏重の教育が改められ、2020年から「大学入学希望者学力評価テスト」が開始されます。

現在の大学入試センター試験は全てマークシートによる解答です。

大学入学希望者学力評価テストでは記述式の問題の出題が予定されているとのこと。

思考力・判断力など総合力を問う問題が増えてくると思われます。

 

大学受験が変わるということは、当然高校・中学受験の出題傾向も変わってくるでしょう。

アクティブ・ラーニング導入に伴い、入試への対策・勉強方法も変更していく必要がありそうです。

もちろん、学習塾も変化に対応してくるでしょう。

 

でも、アクティブ・ラーニングは知識の習得だけでなく、思考力・判断力・表現力などを育むことを目的とするもの。

だとしたら、学校や塾に任せきりになるのではなく、家庭でもできることがあるのではないでしょうか。

 

 

子供と色々な事について議論することから始めたい「アクティブ・ラーニング」への対応

容易に家庭で取り組むことができるアクティブ・ラーニングは「子供と色々な事について議論する」ことだと考えます。

ディベートやディスカッション等、表現力・思考力は家でも鍛えられそうです。

 

「で、君はどう思う?」と子供の意見を聞く。

歴史問題、時事問題でも、自然現象など、子供の意見を聞いて議論する。

 

答えが出ないものもあるでしょう。

でも、ディベートやディスカッションは答えが1つとは限りません。

一番重要なのは、結論に至る思考過程です。

 

相手の話を聞き、理解し、論理的に話を進める。

そのためには、基本的な知識の習得は必須です。

知識を習得した上で、自分の意見を持ち、他者と意見を交わしあうことで答えを見つけていくことが求められるのではないでしょうか。

子供にってはなかなか難易度が高いですね。

 

今まで、教えられたことを記憶して解答していたらマルがもらえた子供は当惑するかもしれません。

しかし、この自ら考え行動するというのは子供に限らず、大人も求められている時代になっていると考えます。

 

英語を社内公用語に採用する企業が出てくるなど、グローバル化が進んでいます。

宗教・人種・育った環境が異なる海外の人間とも仕事をする機会は、今後益々増えていくでしょう。

 

情報や嗜好・バックグラウンドの多様化で、日本人同士でさえ「常識」がなかなか通じなくなってきている気がします。

 

そのような環境の変化の中で、「アクティブ・ラーニング」の能力は日本の子供も大人も求められているのかもしれません。

受験問題への対応というだけでなく、子供とのコミュニケーションの観点からも、「家庭内ディベート・ディスカッション」を取り入れていこうと思います。

 

本日も、最後までお読みいただきありがとうございました。

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